メイカちゃんが、走ってきます☆〜こらこら、
病院の廊下は走っちゃダメなんだぞぉ〜☆ミ(*^_^*)
ピヨ〜イと、飛びついてきて
『夢さん〜、リハビリ終了おめでとぉ〜♪』
o(*^▽^*o)o(*^▽^*)o(o*^▽^*)o
『ありがとぉ〜メイカちゃん♪〜三ヶ月頑張ったよぉ〜』(*^^)v
フェアリーティルに戻って、帰宅中、メイカちゃんが、夜の街を眺めながら、ぽつり。
『もうじきタバナタが近いのに お飾りとか
していないなぁ〜 ?』
夢癒は、タバナタ(・_・?)ハテっと、思って聞いてみました。
『メイカちゃん?もしかして?七夕のこと言ってるのかしら?』
メイカちゃんは、タナバタ近いから〜と、車窓からキョロキョロ☆〜
夢はメイカちゃんに、、七夕が楽しみだったのん?って聞くと?
メイカちゃんは、にっこり笑って、
楽しみぃ〜♪\(*^▽^*)/
『タバナタは、おりひめさんがお月さまへ、
帰って行った日ですよね☆〜
メイカって、前にご本で読んだんだよぉ〜♪〜』
(((o(^。^")o)))ワクワク♪〜
なんか、いろんな話が、混ざってるみたい
かもぉ〜ヽ(-▽-;))ヾ
『七夕はねぇ〜、織姫さんと彦星さんが年に一度、
会える日なのよ☆〜』
メイカちゃんは、年に一度だけぇ〜?なんでぇ〜?どうしてなのぉ〜?
夢癒は、え〜と、たしか、彦星さんと恋した
織姫さんが、織り仕事を怠ったので、
神様に、罰として年に、一度だけ会わせてあげるってことになったみたい。。。(^^ゞ
『ぼたもちは〜?』
ぼたもち?ぼたもちぃ〜?なんで牡丹餅がでてくるのん?(・_・?)ハテ。。。
『だって、ぼたもちを、お供えしてお祝い
するんでしょ?』
お祝い…たしかに、織姫と彦星の再会を、
お祝いの日?かもだけどぉ〜牡丹餅?
『スイメイが、タバナタぼたもちって、
言ってたよぉ〜;』σ(´〜`*)ヽ
スイメイ〜〜〜〜〜〜(#m--)m
翌日、メイカちゃんは、会社へ着くとすぐ、
カンクロウ〜☆フェアリーティルのルーフに
飛び乗って、カンクロウと共に、青い空へ
吸い込まれていきました。きっと、タバナタに
カンクロウも、振りまわれるのかしら?と、
苦笑いしながら夢癒はお仕事へ☆〜
『カンクロウは、タンバタって、知ってる?』
『七夕かぁ、中国のお話で天を支配する
天帝の娘、織女という天女さまが
機織りのお仕事をしていたけれど、お仕事に追われて暇もない娘に父の天帝は、働き者の青年、
牛飼いの牽牛と、結婚させたんだよね。。。。
結婚した織女は、牽牛と遊んでばかりの生活で
天帝も、お怒りになって二人を引き離しました。
仕事人間だった織女だから、やっと安らぎ
見つけたのかもしれないんだけどなぁ〜。。。
それから、泣いてばかりいる織女を、
可愛そうに思い、天帝は、まじめに機織りに
集中したら、年に一度だけ会えるようにして
あげるってのが七夕だったカ〜ン☆彡』
メイカちゃんは、聞いててなんだかお父さんに
ふりまわされてる織女が、可愛そうでした。。。
夢さんのお話には、てんてんって、出てこなかったなぁ〜?あれ?カンクロウのお話に、織姫さんと
彦星さん出てこないやん?
『カンクロウ〜!彦星さんがでてこないよぉ〜;;』
暴れるメイカちゃんに苦笑しながら、牽牛が
彦星なんだよぉ〜』(((((;¬▽¬) ゞ
メイカちゃんは、空を見上げて晴れたら
良いなぁ〜七夕。。。
カンクロウは、青い空にハートの弧を描いて、
雨が降っても大丈夫だよ☆彡と、ウィンク☆彡
『メイカちゃん、雨が降ったらカササギって
鳥が、会えるように橋を作ってくれるからね☆〜
そうそう、ブラジルって国では、カラスが橋を
作るって言うそうだし〜雨が降ったら
カラスたちも大忙しかもね☆〜カ〜ン』
『ねぇカンクロウ?タバナタって、どうして
七月の七日にあるの?
どうして七夕って書いてタバナタなの?』
カンクロウは、大池の畔に舞い降りました。
メイカちゃんは、カンクロウから下りて座りました。カンクロウは、空を見上げながら話しました。
『七夕は、稲の開花期になるんだ。でも、
台風とか天災もあるので、稲の収穫の
無事を祈って棚機女(たなばたつめ)という
巫女さまが、棚機(たなばた)と呼ばれる
機織り機を使って先祖に捧げる衣を織りあげて
神さまの降臨を待つていう
禊(みそぎ)の行事があったそうだよ。
七月七日の夕方を、七夕(しちせき)って言われてたんだけど、そこに今話した、
巫女の棚機(たなばた)が合わさって、
七月七日の夕方が、七夕なんだなぁ〜カーン☆』
メイカちゃんは、なんだか難しくて良く
わからなかったけれど〜、
七夕が楽しみになってきました♪〜
『カンクロウは、メイカちゃんを、送りながら
夜空を見上げてごらん♪〜
キラキラ光る大きな星が、あれれ〜?夜空に三角形になってる〜♪〜
この三角形の星のひとつが、織姫様の琴座のベガ☆彡そして、鷲座のアルタイルの彦星様だよ♪〜
カーン☆彡』
『残るひとつの星は、なんなの?恋のお邪魔
するのぉ〜?』
『残る星は、白鳥座のデネブ、お話には関連しないみたいだなぁ〜』
メイカちゃんは、七夕の夜の大きな三角形が楽しみで(((o(^。^")o)))ワクワク♪〜
夢癒さんの会社に戻ったメイカちゃんは、カンクロウを見上げながら、どうしてそんなに
いろいろ知ってるのぉ〜?って聞きました。
カンクロウは、カーンと笑いながら人間は、
素晴らしい御本もごみにしてしまうからね〜
読み放題なんだ☆彡カーンと鳴いて大空へ☆〜
それから数日たって、七夕の日。雨天。。。
メイカちゃんが、楽しみにしていたので
夢癒,メイカちゃんが落ち込むかしらって、心配だったけれど、あれ元気?
『雨が降っても、織姫さまと彦星さまは会ってるもん♪〜カンクロウもお手伝い
行ってるかなぁ〜?』
と、曇った夜空を見上げてにこり♪〜
夢癒、カンクロウも行ってる?カラスが七夕に、
関係あるのん?(;¬▽¬) ゞ
『メイカちゃん、カンクロウカラスくんは、
七夕に何してるのん?』
と聞くと、メイカちゃんは、秘密〜
(((p(>▽<)q)))と、曇った夜空を優しく
見守って いました☆彡
『かささぎに負けるなぁ〜♪ヽ(^▽^)丿』