投稿者:千 病院では今、不思議な事が起こっていました。 ざわざわっ、ざわざわっ、ざわざわっ 病院の敷地の隅にあるビニールハウスの辺りが何か騒がしい。星明かりに照らされたのは小さなスイカ。白っぽくて縞模様もはっきりせず、おばごりさんの食欲アンテナにも擦りもしない、いかにも不味そうなこの貧弱な末っ子スイカちゃんは小さい目を潤ませて、美都さん寄贈のハウスメロンを見つめました。 優しいママさんの心配の種はこれだったのです。 「メッ、メロンちゃんが好き…なスイカって、あの、その」ギュッと両手を握りしめ、掠れた声の必死なスイカちゃんに優しくて鈍いメロンちゃんは言いました。 スイカちゃんはしばらく動けませんでした。 スイカちゃんは泣きながら十三夜の月をそっと見上げました。 さて、スイカちゃんはどんな決断をするのでしょうか |
「スイカちゃん物語パート2 新たなる旅」 ーーー第二話ーーー スイカちゃんは、父が強く優しい意思を持っていたことを想像し、そして自分の中にも、その父の意思が宿っている、と考えはするもの それもそのはず、もともとスイカちゃんはこの札幌の地を離れたこともなく、未知の世界へ旅立つ勇気どころか、何をどうすればいいの そして、スイカちゃんには大好きなママさんの側を離れたくないという気持ちが、とても強かったのでした・・・。 「ママさん・・・ボクはどうしたら・・・。」 夜、途方にくれる目でスイカちゃんが眠るママさんを見つめた時、ママさんが夢の中からそっと話しかけます。 「スイカちゃん、あなたのお父さんには、立派な縦縞模様がありました。 「縞模様の数だけ、多くの出会いと別れを体験し、互いに笑いあい、時には泣くこともあったでしょう。 「あなたは今、縞模様が1つです。それはわたしとあなたとの絆・・・。」 「その絆は決して消えることはありません。さぁ、勇気を出して・・・。」 ママさんからの言葉を胸に、スイカちゃんはグッと涙をこらえ、旅に出る気持ちを持ち始めました。 「そうだ。ボクも旅に出て、たくさんの出会いをしてこよう。そして、立派なスイカになって、ママさんのもとへ帰ってくるんだ。 スイカちゃんは朝を待ち、旅の準備を進めます。 さぁ、朝になったら、おばごりさんのゴルフスイングで大きく飛んでいこう♪ 最初はどのへんに行けるかな? ・・・・・・はいっ♪スイカちゃんは、ついに旅に出る決心をしました(^-^) おばごりさんのスイングでポーンと打ってもらって、次の方、現地はどこでしょう〜〜〜♪ |
スイカちゃん物語です =⌒∇⌒*= 第四部 おばごりさんのOBで スイカちゃんは思い切り上空高く 「へ〜。凄いや!スイカくん、君も冒険の旅に出るのかい? 少年とスイカちゃんは スヤスヤと気持ち良く いきなり ピーンチ★ です (^^;; はい次の方 |
〜☆スイカちゃん物語・第五部☆〜 突風!大きく揺られて気球は、激しく揺られ 再び、白い雲をつきぬけて…ぽよよ〜ん。。。 『え?』 すいかちゃんは、雲の上に浮いています 気球から希求救ってくれたのは、渡り鳥の 渡り鳥たちは、スイカちゃんの話しを聞いて、 気球は、スイカちゃんを乗せた渡り鳥の道に 少年は、気球からスイカちゃんにウィンク 青い空、青い海、白い絨毯の上を、走るように まどろみ猫さん〜こんな感じで〜 >クション!!これ夢さんのくしゃみ。爆笑 おばごりさん〜おもわず、助けにくるの |
投稿者:千 2006/06/ 渡り鳥達は海風の谷間を抜け、低空飛行を楽しんでいます。スイカちゃんは爽やかな風と潮の香りを胸一杯吸い込みました。真下にはディープブルーの波。そして視線を上げるとコバルトブルーの海原が広がり、遠く水平線が白く霞んでいます。 「渡り鳥さん、何かこっちにくるよっ!?」 「○▽*☆。※。◇▼●〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」 「・・・・・ありゃ?」 とうとうスイカちゃんは地球外へ |
スイカちゃん物語2 「スイカちゃんから、スイカくんへ・・【勇気を】」 地球の外へ出てしまったスイカちゃんが到着したのは、月世界でした。 気の弱いスイカちゃんが途方に暮れながらトボトボと歩いていた時、どこからか何かの音が聞こえてきました。 ペッタンペッタン。 ペッタンペッタン。 「???」 「そこにいるのは、だれ?」 急に話しかけられたので、スイカちゃんはビックリ仰天! ビクビクしているスイカちゃんの様子を見て、ウサギさんはそっと話しかけます。 「キミは、スイカちゃんだね?知っているよ。」 「でも、いったいどうしてココに?」 スイカちゃんは、今までの事の成り行きを話しながら、自分の心を磨く旅に出ていること、そして立派なスイカとなってママさんのもと 2匹のウサギさんは、その話に感銘を受け、何とかしてあげたいと思いました。 そうして、2匹のウサギさんとスイカちゃんは、お姫さまのもとへ向かいました。 ・・・・しばらく歩いていくと、遠くに大きな宮殿が見えてきました。 ・・・・言われるがままに中に入っていったスイカちゃんは、輝くばかりの光景にただただ驚くばかりでしたが、その奥に神々しい姿で 「地球に帰る方法はあります・・・。満月の夜に、この宮殿の裏にある井戸に飛び込めば、地球に行けることでしょう。 スイカちゃんは地球に帰れることを聞いて大喜びです。 あわてて行こうとするスイカちゃんが、クルッと振り向き、 お姫さまは、小さく静かに微笑んで、その先を答えました。 「やっぱり! かぐや姫さま、どうもありがとう!」 勢いよく宮殿を出て、裏の井戸に向かったスイカちゃんは、早速井戸に飛び込もうとしましたが、そこで急に動きを止めてしまいまし ウサギさんが と、言いながら、スイカちゃんの顔を覗き込むと、スイカちゃんは震えながら、顔を真っ青にしていました。 「ボ、ボク・・・ホントにこんな深い井戸に飛び込むの・・・・?」 ウサギさんが軽くスイカちゃんの肩を叩きながら、 スイカちゃんはそこで、震えた体のまま、涙を拭きながら言いました。 「行くよ!ウサギさん!!」 スイカちゃんは、目をつぶりながらも勇気を出して井戸に飛び込みました。 「がんばれよ!スイカちゃん!!」 月でのウサギさんとの出会い、そしてかぐや姫とも会えたスイカくんは、真っ暗な井戸の中を抜けていきました。 そして、スイカくんは、この時まだ気づいていません そう、月での出会いの絆が・・・・・・。 ・・・・・・・ってなトコで、いかがでしょ?(*^^*) |
〜☆スイカちゃん物語2☆〜 一枚〜二枚〜三枚〜四枚〜五枚〜六枚〜七枚… 『スイカちゃん、あなたのことは噂に聞いている スイカちゃんは、お菊さんにスイカちゃんの子供 お菊さんは、スイカちゃんをさすりながら、 『あのお月さまに行って来たなんて、噂とおり スイカちゃんは,ここは番町更屋敷?播州更屋敷? スイカちゃんは、お月さまから播州姫路城に 『もう、お皿の数…越えてるけど… お菊さんは、にっこり笑って 『素敵なお客さまが来たんですもの、明日はお休み スイカちゃんは、お菊さんと手を繋いで姫路城の 『わぁ〜姫路の町が〜ほんとうに城下町だぁ〜』 お菊さんは、スイカちゃんに、お歌を歌って欲しい お菊さんは、スイカちゃんにウィンク☆〜 『スイカちゃん♪〜元気のアイテムゲットよ☆〜 スイカちゃんは、ナチュラル・キラー細胞かな? スイカちゃんは、姫路城の天守閣でもっと、 コロコロ〜と、お城から転がり出たスイカちゃんは トラックは、姫路を離れてスイカちゃんを トラックの荷台で、お菊さんはもう、いなくなって スイカちゃんは、数える枚数に苦笑、 スイカちゃんを、乗せたトラックは、緑の中を、 |
スイカくん物語です =⌒∇⌒*= ウキキキ・・・ギャァギャァ・・・ウカカカ・・・・ 「あぶなーい!」間一髪で スイカくんはチンパンージに 「へ〜 スイカくん、日本の北海道という所から、 ズドーーン★ ズドドォーーン★★ 「わわわ・・・っ! 助けてーーっ」 またまた スイカちゃん ピーンチ!!! |
アマゾン川からですね(*^^*) スイカくん物語、いきまぁ〜す♪ ザブゥーーン!! ザザーー!! 必死に泳ごうとしても、川の流れに逆らうことも出来ず、ただ流されるだけの自分に、あせりが増すばかりです。 しかし、そうそうあせってばかりもいられなくなりました。 ・・・・・・早くなんとかしなければ! ・・・その時、どこからか聞き覚えのある声がスイカくんに聞こえてきました。 (・・・歌いなさい。・・・・あなたには不思議な力が受け継がれているはずです。) スイカくんは、ハッとなって言いました。 「ママさんだ!この声は、ママさんだ!!」 しかし、まさかママさんがこのアマゾン川に来ているハズがありません。 スイカくんが不思議に思いながら、体に手をやったその時! スイカくんは、ママさんの絆である縞模様をしっかりと押さえながら、勇気を出して歌い始めました。 「♪ 大いなる河は 時の流れのように どこへいくの 流れのはてには 河はだれも知らない やすらぎのもとへ するとどうでしょう。 先ほどまでのアマゾン川の流れもゆっくりになり、ピラニアの大群は、スイカくんの真下にみるみる集まりだし 「ありがとう。 ありがとう、ママさん!」 絆の1本に向かって、大きな声で言いながら、スイカくんはピラニアの群れに向かって、さらに大きくお礼を言いました。 ピラニアのリーダーが、 「キミの歌には、どこか言い伝えにある声に似ているような気がするなぁ。」 「ステキな歌声を聞かせてもらったよ。ありがとう。」 そして、ピラニアのリーダーにペコリと頭を下げたあと、スイカくんは岸辺から森へ向かって歩きだし、そこに乗り物の通った後を見つ どうやらここから移動出来そうです。 果たして次はどこに向かうことになるのでしょうか? さぁて、どこでしょうねぇ〜〜(*^o^*) ママさん、これからスイカくんはもっともっと旅を続けますよっ♪ 楽しみにしててくださいね |
投稿者:千 スイカくんは変な事に気がつきました。大きなタイヤに潰されたような下草の跡。確かに乗り物の通った跡のように見えますが、周りは様々な熱帯植物のうっそうと茂った原生林。こんなところを乗り物が通れるのでしょうか? 「なんか変かも・・・」 スイカくんがうっとりとその光が降ってくるのを見上げていると スイカくんは興奮して一緒に飛んで遊ぼうよとさそいました。 「そこ、乗り物の通り道じゃなくて、巨大蛇アナコンダの通り道よ。食べられないように気を付けてね。じゃあ、本当にバイバーイ」。 スイカくん、アナコンダに見つからずにこのアマゾンから無事脱出できるのでしょうか?驚異の巨大蛇使いはおばごりさんとの風の噂。 |
投稿者:おばごり 2006/07/04 22:24:32 おばごりヤケクソで書くぞ〜 そこは巨大蛇アナコンダの通り道だよ〜 いや〜丸い仲間は気が会うね〜 フウ〜にゃんこさん、まど猫さん誰かおらんか〜ぁ〜 |
スイカちゃん物語2☆〜 気球の旅に出たスイカちゃん♪〜アナコンダと スイカちゃんを乗せた気球さんは、フワフワ アナコンダの背中にそって、どんどん進んでいく でも、アナコンダさんは、ポンっと、気球さんを 『スイカちゃん、わたしの身体にもスイカちゃんの 『アナコンダさん〜〜〜〜〜!!』 『ママのとこに元気の玉届いたかなぁ?』 スイカちゃんを乗せた気球は、アナコンダさんの 大空へ舞い上がった気球さんだけど… 『大丈夫?気球さん?!』 『ごめん〜墜落しちゃうです〜;;』 気球さんがしょぼしょぼになってしまったのも、 スイカちゃん大丈夫〜?て、声かけようとして スイカちゃん?!シロクマに北極で〜?!! シロクマさんは、気球さんの声を聞いて シロクマさんは、気球さんに、 『食べ物じゃないわ』って言いました。 そして、スイカちゃんのもとへ! 『スイカちゃんの噂は、わたしも耳にしているよ』 助けなくちゃって、気球さんは砂浜に打ち上げられた スイカちゃんは、ドキドキしながらシロクマさんに シロクマさんが、『スイカちゃん?見える シロクマ・ママの瞳に浮かぶ涙にスイカちゃんは 最初、びっくりだったシロクマベビーだったけど、 そして、シロクマママが、呼んでいる海へ シロクマママの胸の中へ、初めて泳ぎきった 白銀の氷の上に光りの玉が空高く上っていきます スイカちゃんは、ママのところへ元気が飛んでいく ブクブクブク〜元気のお裾分けもらって、 スイカちゃんは、気球さんに飛び乗って 青い空、スイカちゃんを乗せた気球さんは、 メロンちゃんに、会いたいけど今は冒険の その頃メロンちゃんは、スイカちゃんに会いたく |
スイカくん物語♪ 第・・・えっと、何話だっけ(^^ゞ 『天の川の奇跡』 ・・・気球に乗り、フワフワと旅立ったスイカくんの フワリフワリ。 もうずいぶんと飛んでいる気がします。ここはどのへんなのでしょうか? スイカくんは、自分がどのあたりにいるのか、まだよくわかっていませんでした。 ・・・いつの間にか日も暮れて、スイカくんがふと空を見上げてみた時、見たことのない光景に大きく感激しました。 感動しているスイカくんに気球くんが、 「へぇ〜〜、彦星さまと織姫さまが・・・。」 「ボクもこの旅の後には、メロンちゃんに・・・・・。あれっ!?」 「ええっ!?な、なんで・・・?」 「メ、メロンちゃん? メロンちゃーーん!」 すると、さらに不思議なことに、天の川に映し出されているだけのハズのメロンちゃんが、何かを探すようにキョロキョロと辺りを見回 「だれ? あたしを呼ぶのは?」 どうやら、メロンちゃんにはスイカくんの声が、遠くかすかにですが聞こえているようです。 「メロンちゃん! 聞こえているの!? おーーーい!!」 その声にハッとなり、メロンちゃんは、 懸命にスイカくんを探すメロンちゃんには、スイカくんの声は聞こえても、姿は見えていないようです。 おろおろするメロンちゃんにスイカくんも同じようにオロオロ・・・。 いったいどうすればいいんでしょうか。 その時、気球くんがハッとひらめきました。 「えっ!?」 「だから、鏡だってば! ほら、ボクたちが見ている天の川にメロンちゃんが映っているっていうことは、メロンちゃんにも何か、川の 「そ、そうかぁ! メロンちゃん、鏡だよ! 何か自分を映せるモノが近くにない? 手鏡でもなんでもいいんだ、探して!」 メロンちゃんはオロオロしながら、 パリーーン・・・・! メロンちゃんは、あわてて鏡を取り出そうとしたせいで、たった1つの鏡を落としてしまいました。 「ああ・・・。ど、どうしよう・・・。スイカくん・・・・。」 ・・・・泣きそうな顔で、がっくりとしゃがみ込んだメロンちゃんの周りにある、小さな小さな鏡の破片に月明かりが差し込んだその いくつかの破片から空に大きく光が反射し、そこには気球に乗ったスイカくんの姿が・・・・!! 「メロンちゃん!メロンちゃーーん!!」 「スイカくん! ・・・会えた。ようやく会えたね・・・・・。」 二人は涙を浮かべながら、空に映った姿ごしにお互いを見つめあいました。 「メロンちゃん、いったいどうして旅に・・・。それに、今いったいどこに・・・?」 スイカくんがメロンちゃんに問いかけると、メロンちゃんは言いました。 「あたしもスイカくんと一緒に旅をしたいって思って・・・・。」 「あの時、一緒に・・一緒についていけばよかったって・・・!」 泣きながら答えるメロンちゃんを見て、スイカくんはそっと静かに微笑みながら言い聞かせました。 「メロンちゃん・・・。ボクは、今までの勇気のない自分を変えるために旅に出たんだ。」 スイカくんは、一瞬下向き加減になり、ためらいそうになりましたが、グッとこらえたように、 「だ・・・だから・・・・。ボクはまだメロンちゃんと会うワケにはいかないんだ。まだ、立派になったボクになっていないか 「ボクには、まだまだ勇気が足りないから・・・そんな姿のまま、メロンちゃんに会ったら、きっと旅を続ける気持ちがくじけそうにな 「だから・・・その・・・・・・・。」 本当は、会いたくて会いたくて仕方がないスイカくんですが、必死でそれをガマンしてメロンちゃんに説得をしました。 メロンちゃんは、そんな悲痛なスイカくんの気持ちを察したのか、泣いたまま笑って顔を上げ、 「うん・・・。わ、わかった。 ううん、ホントはわかってたんだ・・。スイカくんのもとへは行けないってこと・・・。」 「でも、気持ちがそれを止められなかった。気がついたら、考えるより先に行動しちゃってたの・・・。」 「・・・・・ごめんね。あたし・・・札幌に戻るね。 戻ってママさんと一緒に、スイカくんの帰りを待ってる。」 と、そう言い終わった頃、少しずつお互いの姿が消えて、見えなくなってきました。そして声もだんだんと遠くなっていきます。 ・・・どうやら、天の川の奇跡の終わりの時が来たようです。 「メロンちゃん・・・。」 だいぶお互いの姿が見えなくなってきた最後の時、メロンちゃんが大きな声で スイカくんも大きな声でメロンちゃんに返した時、すぅっと姿が消えて見えなくなりました。 スイカくんは大きく泣きながらも、しっかりとした声で 気球くんも力を込めて、 夏の夜の、ほんの少しのことでしたが、この奇跡の時をかみしめて、心新たに次の場所へ向かうスイカくんでした。 遠くにうっすらとヤシの木が見えてきています。スイカくんは、常夏の国に向かっているようですね。 さぁ、次はどういう展開が待っているでしょう♪ 次は、まど猫さん、お願いしまぁ〜す♪ ママさん、またもや長いお話になっちゃいましたぁ〜〜〜。 でも、また書きます(笑) |
投稿者:まどろみ猫 2006/07/08 05:32:01 ザッブ〜ン ザザザッ・・・ザッブ〜ン 【あぶなーーいっ!】突然の叫び声にビックリ! 「凄いや!君達」余りにも周りの人達が褒めたものですから と・・・・お話が、長くなっちゃうので この続きは |
投稿者:千 沖の方まで進む気球くん、海底からは不穏な影。 「キュキュキュ・・・ピーッ」 その時、海から不思議な音がしました。イルカの群れです。 しかし、そのうちの一頭が急に動きを変えて海岸の方まで泳いでくると、スイカくんの頭をカプリッ。「いやぁ〜助けて〜食べられちゃう〜ママさ〜んっっっっ!」 じたばた暴れて叫ぶスイカくんを気にもせず、イルカは沖にいる仲間のもとまで凄い早さで泳いでいきました。そして一気に海底へ。 ブクブクッボコボコボコッ・・・ 海底に着くと、イルカはスイカくんの頭を口から離し、今度は口からシュルシュルと変な音を出し始めました。そして口からはプワ〜ンと空気の固まりがどんどん出てきます。 イルカ達は大きな空気の輪をいくつも作ると、スイカくんと気球くんを輪を通して水中キャッチボールをし始めました。「いやん、いやん、離して〜っ!!」水中をクルクル遊ばれながら、もがくスイカくん。気球くんはもはや息も絶え絶え・・・。 海よ〜俺の海よ〜 大きな〜その愛よ〜 なんとスイカくん達は豪華クルーザーで釣りを楽しむ海の若大将、加山雄三おじさまの釣り糸に助けられたのです。「恐かったね、でもイルカは君たちと遊びたかっただけなんだよ」ナイスダンディ雄三おじさまは爽やかな 微笑みで、 スイカくん達を安心させると、今夜のディナーコンサートに招待しました。 二人を〜夕闇が〜包む〜この窓辺に〜 「きれいだな…」沖に沈む太陽を見つめるスイカくんと気球くん。 スイカくん達は初めてのディナーコンサートにドキドキみたい。 |
投稿者:千 ママさんが時間を持て余しているというのに、スイカくんは何処へ行ったのかしら? 実は夏休みをかねてアメリカ西海岸にスイカくんを探しに行ってきました。竜宮城にて乙姫様に変な色気を出しているというので、叱咤の意味もかねてです。 でも実は探しているうちに、一緒に居たノーテン小作人さんと水上スキーで遊んじゃったんです。ごめんなさい。美しい夕日をバックに水上をびゅんびゅん調子にのって滑っていたら、小作人さんは波にのって一回転宙返り! わたし、必死に探しました。レスキューの方達と、夜通しの捜索で全身が疲労でくたくたになりながら。すると明け方でしょうか、朝日をバックに変な生物が海から徐々に出現してきました。シルエットではっきりはわかりませんが、雪だるまに身体が生えているようです。 違いました。 スイカを頭に乗せた小作人さんだったんです。 海よ〜俺の海よ〜大きな〜その愛よ〜 その後、まどろみ猫さんにスイカくんをあずけて、わたしと小作人さんはフラダンスの練習に行く事にしました。 |
スイカくん物語です =⌒∇⌒*= スイカくんを託された、まどろみ猫は・・・しばし呆然; キラリ☆・・・・その様子を物陰から じーーーっと 『ダメだぁ〜ぶつかっちゃう!!!!』と思った、その時 にゃんちゃ〜ん お次『何色』を旅する?☆彡 |
スイカくん物語 第??話 「空と海と幻と」 ・・・まどろみ猫さん宅の大きな姿見から放たれた、不思議な七色の光に包まれたスイカくん。 色の選択を思うままに答えると、七色の光が徐々に一つの色にまとまっていき、そっと包み込むように、スイカくんの大きさに合わせる その光の中で、スイカくんがそっと目を開けてみると、あらビックリ! そうです、スイカくんが答えた色は「青」だったのです。 照り返す真夏の日差しの中、周りを見ると、ビーチバレーに海水浴、たくさんの人が海で楽しんでいます。 そして子供達の楽しそうな声まで聞こえてきて、スイカくんもこの開放感あふれる雰囲気を楽しみたくなってきました。 近くの子供たちに と、声をかけると、子供達も快い返事をして、スイカくんを仲間に入れてあげました。 「えっ・・・そ、それはちょっと・・・」 「あははは!冗談だよぉ。」 半ば本気そうな子供たちの口ぶりに、緑色のスイカくんの顔が、やや青ざめていましたが、なんとかスルーに成功し、そしてカニを捕り 近くにある岩場に行き、岩と岩の隙間を覗いてみると・・・・いました、大きなカニがたくさん♪ 子供たちと一緒になってカニ捕りに夢中になり、時にはカニに手をはさまれて泣きそうにもなりましたが、それでも時間を忘れるほど楽 ・・・・・・やがて、陽が暮れてきた頃、遠くの方で何か音が聞こえてきました。 「??? なんの音?」 「今日はね、この町で花火大会があるんだよ♪」 スイカくんは感激して、一緒に花火会場まで行きました。 ・・・ヒューーーーー・・・ドドーーン! 花火のステキな光景に、スイカくんは、心洗われる思いです。 そして、スイカくんは、もっと近くで見たくなり、一人で先へ先へと進んでいきました。 花火にすっかり夢中になって、前を見ずに歩いていったスイカくんは、いつの間にか崖の方にまで来ていました。 ガラガラッ・・・「うわぁぁぁぁぁぁ!!!!」 ・・・・・・。 ・・・・・・・・。 ・・・・・・・・・・「・・・くん」 ・・・・・「・・カくん!」 ・・・・「スイカくん!!!」 ・・・ハッとなって、ドキドキしながら周りを見ると、そこは、もといた まどろみ猫さんのお部屋でした。 「スイカくん、大丈夫!?」 「だから、この姿見には近づいちゃダメって言ったのに・・・・。」 「この姿見はね、近づいて見た者に質問をして、その答えに合った幻想を見せてくれるの。 「・・・スイカくんの見た幻想は、大丈夫だった?」 スイカくんは、自分の見た幻想の最後が、旅の楽しさを感じる心のどこかに、その奥にある不安な気持ちに気づかされた思いでした。 「さぁ、明日の出発のためにも、今日はもう寝ましょう。」 スイカくんの様子から、まどろみ猫さんは、なんとなくスイカくんの心の様子を見抜いていたようです。 「・・・うん、まどろみ猫さん、どうもありがとう。」 そして、スイカくんは静かに眠りにつきました。 以上でぇ〜す♪ |
〜☆スイカちゃん物語☆〜 まどろみ猫さんに、ありがとう〜って手を振って その頃、まどろみ猫さんの玄関が、ピンポーン 『まぁ、美味しそう〜』 と、まどろみ猫さんが、持ち上げると、 『スイカちゃんは、どこでしょうか?』 まどろみ猫さん、びっくり!そして、スイカちゃんの メロンさんは、お礼を言って、川沿いを、駆け足です☆ キリギリスさんに食べられちゃう〜な、スイカちゃん 遠い記憶、キリギリスさんたちに歌を教えたのは 『スイカちゃん、あなたを待ってる方々がいます スイカちゃんは、川辺に止めてある小さな、 川辺へ走ってきたメロンさんの前を、船は海へ 青い空、白い雲、スイカちゃんは再び広大な スイカちゃん〜〜〜!キリギリスさんたちと (^^ゞ久しぶりに、スイカちゃんしました〜 |
投稿者:千 舟は台風にあう事もなく爽やかな海風にマストをはためかせ、白い小波を作りながら、広い海原を颯爽と進んでいきました。上空には好奇心いっぱいの海鳥達が、興奮して騒いでいます。スイカくんも新たなる航海に、胸がドキドキ高鳴っています。 「ねえ海鳥さん、この舟は何処に行くの?」大きな声で訊ねると、海鳥達は「宝島だよ〜宝島だよ〜」と一斉に答えました。 ええ?ママさんのところじゃないの? 「じゃあ、誰が待ってるの〜?」 そっか…おばごり女王はどんぶり飯のすごい力コブの持ち主って噂だから、「ナイスチョット」で簡単に鼻が吹き飛ばされちゃうかも…ブルブルブル〜〜〜。 ちょっと不安になったスイカくんは、甲板に体育座りして、舟の進行方向を見つめました。すると遠くに島陰のようなものが。 期待でいっぱいのスイカくんが、漁港に降り立った時、ふと一人の男性が近寄ってきました。麦わら帽子にステテコ姿が何故か似合うナイスミドルで、汗びっしょりの首にタオルを下げています。 …かっこいいステテコおじさま?そういえば??? 「あれ、スイカくん忘れちゃった? ステテコハンサム、ノーテン小作人さん!? 自分のルーツに無理矢理連れて来られたスイカくん。 |
投稿者:千 スイカくんのパパの育ての親、ノーテン小作人さんに連れられて、スイカくんは宝島の中央部までテクテク歩いて行きました。もう 朝夕は秋の気配で涼しいけれど、日中はまだまだ暑くて、汗がダラダラ出てきます。蝉さんもヤケクソで鳴いています。 ツクツクホーシ!ツクツクホーシ!ツクツクホーシ!・・・ 「つきましたよ」と小作人さん。 畑からは何やら臭い匂いがモワモワ〜・・・。 そっか、パパさんはここで生まれて、育ったんだ・・・。 「ねえ、小作人さん。パパさんは生まれた時から、大きくてすっごく立派なスイカだったんでしょう?」思わず訊ねました。 「あのね、スイカくんのパパは始めは平凡なスイカだったけど、冒険に行っていろんな経験をして、自分の力でたくさんの困難を乗り越えて、あんなに立派になったんですよ。」 真夜中の海岸に座って、スイカくんは一人黄昏れていました。 「もっともっと、立派なスイカになるぞーー!!」 スイカくんは力一杯叫んで、外海へと消えてゆきました。 (スイカくん、舟泥棒?外海で遭難?小作人さんは高いびき?) |
スイカくん物語2♪ 新たなる旅 「大海原の冒険」 気持ちを新たに、スイカくんは波を1つ、また1つと乗り越えながら、舟を漕ぎ進めていきました。 「この先の旅で、本当の勇気を!」 と、その時、どこからか声が聞こえてきました。 最初は、か細く小さな声でよく聞き取れませんでしたが、どうやらスイカくんを呼んでいるようです。 それにしても・・・・いったいこの声はどこから・・・? スイカくんが辺りを見渡しても、周りは一面に広がる海。 と、そこで足元を見てみると、なんとそこには小さなウミガメの子が! 「あれれ、いったいどこから、いや、いつからこの舟にいたんだい?」 すると、ウミガメの子は、生意気な口ぶりで言いました。 「なんだって? 冗談じゃない。この舟には、オイラの方が先にいたんだ。」 「えええ? じゃあ、もしかしてキミがこの舟の持ち主だったのかい?」 「えっへん! どうだ、まいったか!」 自慢げなウミガメの子に、スイカくんはどうしたものかと思いながらも、今さらこの舟を陸に戻すことも出来ず、なんとかなだめて舟旅 「そうだったんだぁ。 勝手に舟を動かしちゃってごめんよ。あまりに立派な舟だし、それにどうりで乗り心地も快適なワケだ。 すると、ウミガメの子は、さらに得意げに言いました。 「そうともさ♪ オイラの舟は、そんじょそこらの舟とは違うんだぜ。」 「うんうん。」 「海の底まで行けるんだからな♪」 「うんうん・・・・って、ええええ!?」 相槌を打ち続けていたスイカくんも、これにはビックリ! 「なんなら、見せてやろうか?」 と、スイカくんが返事をする前に、いきなり舟は急角度を向けて、海の中へザブーーーン・・・・!! ブクブクブク・・・・・・。 スイカくんが息の限界近くまできた時、急に舟が急角度をやめました。 「息が出来る! 深海のハズなのに!?」 ウミガメの子は、誇らしげに言いました。 「どうだい、ココがオイラの生まれ故郷、ムー大陸さ♪」 「ムー大陸・・・? かつて栄華を極め、そして、一夜にして海底に沈んでしまったっていう・・・あの・・。」 「ちょっと違うな。 沈んでしまったんじゃなくって、沈んだんだ。」 「???」 「つまり、自ら沈んでいったんだよ。ムー大陸そのもが。」 「・・・なんだってぇ?」 「そうとも! スゴイだろ!」 スイカくんは、ビックリ仰天! 落ち着いてよく見てみると、そこには地上と変わらぬ姿の人々が賑わいを見せています。 ただ1つ違うことは、ココでは生き物の区別なく会話が出来ること。 それは実に微笑ましく、そして不思議な感覚でした。 ウミガメの子はスイカくんに尋ねました。 「どうする? せっかくだから、この大陸を少し見ていくかい? それとも、すぐに海上に戻って旅を続ける?」 スイカくんは迷いました。 迷ったあげく、スイカくんはこの大陸を見ていくことにしました。 「ママさんのためにも、伝説の地をこの目でよく見ておくんだ♪」 ウミガメの子はそれを聞いて、 「そうこなくっちゃ!じゃあ、さっそく行こうぜ!」 と、スイカくんをあちこち引っ張りまわして行きました。 市場に港、それにふれあいの場。 スイカくんは心地よいこの大陸に、ただただ感激するばかりです。 そして、すっかり時が過ぎた頃・・・。 ウミガメの子は、スイカくんにそろそろ帰ることを告げました。 「あまり長くいすぎると、元の時間に戻ることが出来なくなっちゃうからな。」 元の時間・・・・。 これ以上ココに居続ければ、海上に戻った時に、とても大きな時間が過ぎてしまい、その差を埋めることが出来なくなってしまうという 「このまま、ココに住むっていうんなら話は別だけど・・・スイカくん、キミは旅を続けなければならないんだろ?」 「なら、ココにはこれ以上長くいない方がいいよ。それと、ココでのことは、誰にも言わないでくれよな。」 スイカくんは、すかさず切り返しました。 「え・・・。だ、誰にも・・? じゃあ、ママさんにもココでのことは言っちゃダメなの?」 「そういうことになるね。」 「そ、そんな・・・・・。」 せっかくの旅のお話を、ママさんに聞かせてあげることが出来ないなんて・・・。 ウミガメの子は言いました。 「大丈夫さ。 キミの背中をみてごらん。この大陸での思い出として、縦縞が大きく浮き出ているじゃないか。」 スイカくんが鏡ごしに背中を見てみると、確かにそこには、ひときわ大きな縦縞がありました。 「なっ♪ それがムー大陸の証さ。」 「キミの心の中に、永遠にムー大陸は生き続けてるんだ。 だから、ママさんにもそれはきっと伝わる。」 スイカくんは、そのウミガメの子の言葉に納得し、誰にも言わないことを約束し、そして再び海上へ戻っていきました。 海上へ戻りながら、周りの景色も時間が戻っていくようです。 ザパーーーン・・・。 「さぁ、コレで元通りだ♪ じゃあ、この舟は貸してやるから、旅をがんばってな!」 「ありがとう、ウミガメくん。」 「ただし、海底には行けないようにしておいたからな。」 「う・・・ちゃっかりしてるなぁ〜〜。」 と、笑いながら別れの挨拶をして、スイカくんは再び舟の旅を続けました。 さてさて、次にスイカくんを待ち受けるのは、どんな場所でしょうか?(^-^) まど猫さん、お願いしまぁ〜す♪ |
スイカくん物語2です =⌒∇⌒*= ムー大陸へ行ってから、どのくらいスイカくんは大海原を ある時 じ---っと、こちらに向けられる視線を感じた 船が大陸に近づくにつれ、その視線の持ち主がハッキリと と・・・ここで(;^_^A お時間となりましたぁ〜 |
(o^▽^o)/ スイカちゃん(くん)物語2です〜(^^ゞ 大海原を行くスイカちゃん☆〜スイカちゃんの 『やぁ。 すいかくん、お願い事を聞いてくれ って、スイカちゃんに話しかけてきました、 『願い事?』 スイカちゃんは、モアイさんを見上げて スイカちゃんを中心に、渦巻きと白色の霧? モアイさんたちは、懐かしいイースターの民たちと ありがとう〜と、モアイさんは、言いました スイカちゃんは、モアイさんにスイカのシマシマを 光りのパワーが、北海道のママの元へ元気玉に 光りのシャワーの中、モアイさんが、スイカちゃんに 『懐かしい幸せな時代を見せてくれて、ありがとう 光りが治まってスイカちゃんには、シマシマが、 千さん♪〜にゃんこさん♪〜まどろみ猫さん♪〜 夢も、ファイトで踏ん張るデス☆〜p(^-^)q |
投稿者:千 ザッブーーーーン!ザバザバザバーーー!!ザッブーーーーン! 「イヤァ〜助けてぇ〜っ」「ママさーんっ!!ぎゃぁぁぁーーー」 外海に出たスイカくんは、真夜中の嵐に巻き込まれ、襲い掛かる高波の中ひっしに助けを呼びながらコロコロ転がり、とうとう目を回して意識を失ってしまいました。 気が付くとスイカくんは岩場らしき所に引っ掛かっていました。いえ、ギシギシ痛みを訴える身体を起こして薄暗いなか周りを見渡すと、そこは岩場ではなく洞窟のようです。洞窟は上り坂のようになっていて奥の方は真っ暗で何も見えません。後ろを振り向くと海が広がっていて、辺りが明るくなっているのを見ると、もうすでに夜が明けたようです。 しかし、なんて事でしょう!しばらくすると、潮が満ち始めてきたのです。 グアァァーーーーーッ、グァァァアアーーーーーッ 「なんだ!?」バサバサバサーーーッ「うわぁぁぁーーー」 「ええ〜っ、どっちに行けばいいんだよう〜」スイカくんはパニックで頭を抱えました。 すると・・・ピカーーーーーッ!☆☆☆ ん?待てよ?もしかしてこれで何とか逃げられる? アフロな蔓を握りしめ、スイカくんは洞窟の奥を見つめました。 お詫びのオマケ『アフロで泣きそうなスイカくん』↓ |
スイカくん物語2です =⌒∇⌒*= う”・・・ すごい↓タイミングで来ちゃった(⌒ ⌒;) アフロな茎を、そろりそろりと伸ばしながらスイカくんは 「メロンちゃん?」 メロンちゃんも船をさがし、ずっとスイカくんの後を メロンちゃんは なんとか逃げ出したものの 途中まで来て はい。と・・・またまた お時間となりましたぁ〜 |
スイカくん物語2 新たなる旅♪ 「勇気の剣」 メロンちゃんがスイカくんに、ママさんからの大切な伝言を伝えようとした瞬間に鳴り響いた、轟音とうなり声は・・・・そうです、メ ズシン!ズシン!!と響く足音と、普通ではとても出せないくらいの大声で迫り来るアトラスに、スイカくんはビックリ仰天! 恐怖のあまり、スイカくんは思わず一人、猛ダッシュで逃げてしまいました。 だんだんと遠くなるメロンちゃんの声にも気づかず、無我夢中で外へ向かって走り出すスイカくん。 「ふぅ〜〜〜・・・・。ま、まさか、いくら巨人だからって、あんなに大きいなんて、聞いてないよぉ〜〜〜。」 深く息をして、ハッと我にかえったその時、スイカくんは、ようやくメロンちゃんのことに気がつきました。 「う、うわわわわ!!! どうしよ・どうしよ・・・!!!」 オロオロするスイカくん。 「どうする・・・! メロンちゃんを助けにいかないと・・・。でも・・・怖い! あんな大きな巨人に勝てっこないよ!!」 「絶対に無理だぁ!!」 と、ひざまずいて大きく肩を落としていたその時、スイカくんはふと気がつきました。 と、つぶやいた時、縦縞模様の1つから声が聴こえてきました。 「縦縞模様は、キミが旅で出会った者たちの、キミの勇気と優しさに心を響かせた証なんだ。 スイカくんは、オドオドしながらその声に答えました。 スイカくんがこの言葉を出した瞬間、また1つ、縦縞模様が消えていきました・・・。 「あぁ!! ボ、ボクの大切な絆の証が!」 聴こえてくる声は、さらに言います。 「勇気を出して、行けよ! 大切なメロンちゃんを助けるんだろう!?」 時間にしてみれば、ほんのわずかのことでしたが、スイカくんには、とてもとても長い時間のように思えたこの瞬間、スクッと立ち上が そして、恐怖で身をかがめて動けなくなっているメロンちゃんと、その目の前にいる巨人アトラスのいるところへ辿り着きました。 が・・・怖い気持ちが再びスイカくんを襲います。 ヒザをガクガクさせながら、目の前にいるアトラスと向かい合っているスイカくんに、先ほど聴こえていた声が今一度、スイカくんに言 「勇気を出せ! キミにその勇気があるというのなら、ここに来る途中で教えたあの言葉を叫ぶんだ!」 その声でハッと我にかえり、スイカくんは そうです、その声は、以前海底に連れていってくれた、あのウミガメの子だったのです。 そして、教わった言葉をスイカくんは、大声で言いました。 すると、スイカくんの縦縞模様の中でも、最も大きなムー大陸での縦縞模様がまばゆく輝き、そこから軽くて大きな、立派な剣が現れま その剣から、ウミガメの子の声で、 「よっ、よぉーーーーーし! 行くぞぉーーーっ!!!」 スイカくんがその剣を一振りすると、巨人アトラスの大きな武器が真っ二つ!! ひるんだアトラスの一瞬のスキをついて、スイカくんはメロンちゃんを救い出しました。 「さぁ、今のうちに出口へ!」 スイカくんが、追ってくるアトラスに向かって片手で剣を振り回し、威嚇しながら、今度こそメロンちゃんと二人、出口へ逃げていきま もう片方の手で、メロンちゃんの手をしっかりと握り締めながら・・・・。 「スイカくん・・・・ありがとう。」 「メロンちゃん・・・。ボクには、勇気が足りなかったんだ・・。だから、キミを置いて逃げてしまった・・・。」 「うぅん・・・いいの・・。こうしてスイカくんは、助けに来てくれた・・。そして、本当の勇気を見せてもらったわ。」 「とってもステキだった・・。」 そして、メロンちゃんが思い出したように、スイカくんに言いました。 「そうだ、スイカくんにママさんからの伝言があったの!」 そうです、メロンちゃんは、スイカくんにママさんからの伝言を伝えようとしていたのです。 「あのね、ママさんがね、もうすぐ退院出来るの!」 スイカくんは、ビックリしながら問い返しました。 「うん! だから、早くママさんのもとへ戻ってあげて!」 スイカくんは、メロンちゃんと手を取り合い、喜びました。 「じゃあ、さっそくママさんのもとへ急ごうよ♪」 こうしてスイカくんとメロンちゃんは、二人で北海道を目指し、進んでいきました。 ・・・・・・・・・・・・以上でぇ〜す(*^o^*) 相変わらずの長文、ごめんちゃいm(_ _)m さてさて、このまままっすぐ無事に北海道へ行けるのかどうか? なんちゃって(^^ゞ ってことで、続きをお願いしまぁ〜す♪ |
投稿者:千 「さあ、退院に間に合うよう、急いで北海道まで行こう!」 スイカくんはメロンちゃんと手を取り合い、アトラス大陸の地下洞窟から、ママさんのいる北海道の『美都ハウスメロン病院』へ向けて走り出しました。走る事1m。 「あれ?そういえばママさんいつ退院なの?メロンちゃん。」 その頃、わたしの家に伝書鳩が手紙を届けに来ました。 え?間に合わないよね、あの短足カップルじゃ。とりあえず、ロシアの世界最速ジェットに乗せてもらうか!?ロシア政府に問い合わせるも「5分間で5千万円です」。 値切り交渉をしようと受話器を握り直した時です「ピンポーン♪電報のお届けです」。 『ニワヅクリデ マイゾウキン ハッケン 1オクエン フリコンダヨ』。 やった!小作人さん、ナイスステテコ!急いでロシア政府と交渉し直し、4千5百万円で契約を結びました。もちろん残りは箪笥貯金。待っててね、短足カップル! 「ありがとう千さん」スイカくんとメロンちゃんは嬉しそう。 ひょえ〜〜〜〜〜〜っ、聞いてないよ〜〜〜〜〜っっ(千) ・・・大丈夫?・・・スイカく〜ん、大丈夫〜? 「でも、なんでスイカくんここ〜?ママさん明日退院よ〜?」 「にゃんこさーーーーーん!!!」 「スイカくん達、大丈夫かな〜☆ 夢はちょっと心配〜☆」 と、ここで息切れ。まどろみ猫さん、後はよろしく〜。 |
スイカくん物語2です =⌒∇⌒*= うぎゃぁ〜〜ヽ((◎■◎;;))ゝ な・な・なんちゅう ざぁ〜り・ざぁ〜〜り・ざりざり・・・・ 「どうしよぉ・・・スイカくん、北海道に台風が接近中なの ”不安な心が大きな台風の渦に飲み込まれるの???” そんな様子を見て、まどろみ猫さんは「大丈夫!二人なら (;^_^A それを聞いた、まどろみ猫さんは 大きく頷き まどろみ猫さんは 二人の腕を赤いリボンで結びました ありゃりゃ・・・と、ここで突然ではありますが |
スイカくん物語2 新たなる旅♪ 「最終章 絆と勇気と優しさと」 大きな姿見の鏡の前にあったまばゆい光も、やがて鏡からゆっくりと消えていった頃、スイカくんとメロンちゃんの二人は、速い流れの ところが・・・・。 「きゃあっ!!」 「メロンちゃん!? ど、どうしたの!?」 「う、うわわわわ!!!! メ、メロンちゃ〜〜〜ん・・・・。」 しかも、その悪魔たちの怖さは、先の戦いで見た巨人アトラスとは、比べ物にならない怖ろしさの上に、何体もいたのです。 「そ、そんな・・・・・。えっ、えぇーーい!」 スイカくんは大きな声で、ムー大陸の剣を呼ぼうと、アトラスとの戦いで唱えた言葉を言いました。 しかし、あの大きな剣はいっこうに現れず、ただスイカくんの声が響き渡るだけでした。 「な、なんでだよぉ!! なんで剣が出てこないんだぁ!!!」 「『叫べ! 絆の力!!』」「『叫べ! 絆の力!!』」「『叫べ! 絆の・・・・!!』」 ・・・しかし、何度唱えても、スイカくんの声の響き以外は何も現れませんでした。 「いったい、どうすれば・・・このままじゃ、ボクたちは・・・・。」 {不安の心を見せたな・・・・・。} 突然、スイカくんの耳に、怖ろしい声が届き、スイカくんは大きな崖に片手でぶらさがった状態の場所へ出てしまいました。 このままでは、力尽きて二人とも落ちてしまう!!! (がんばれ!) 崖のどこかから、何か声が聴こえてきます。 (がんばれ! 勇気を出して!!) なんとその声は、スイカくんの縦縞模様のいくつかから聴こえてくる、千さん、夢癒さん、まどろみ猫さん、そしてにゃんこさんだった 千さん:(あなたがいる場所は、幻なのよ! あなたの不安な心が、そう見せているだけなの!!) 夢癒さん:(スイカくんは、もう大きな勇気を持っているでしょう? そこから思い切って飛んでみて!) まどろみ猫さん:(でも、勇気だけじゃダメなの・・・もう二つ、大切なものがあるの!スイカくん、あなたならわかるよね?) スイカくんは、今までの旅での体験から、すべてを悟ったかのように、思い切って身体を支えている手を離し、そのままメロンちゃんを にゃんこさん:「そう・・・崖から手を離す【勇気】、メロンちゃんを離さないようにする【絆】、そして、大切な人を守ろうとする 千さん・夢癒さん・まどろみ猫さん・にゃんこさん:「北海道はすぐそこよ。 さぁ、行きなさい。」 そうです。 先ほど見た悪魔たちは、スイカくんとメロンちゃんの心の奥底に潜んでいた、大きな不安の心だったのです。 姿見の鏡の前で、その二人の危機を感じ取っていたまどろみ猫さんが、いち早く千さんや夢癒さん、そしてにゃんこさんに連絡をとり、 あれほど荒れ狂う台風の中で、しかも怖ろしい悪魔たちがいたハズの流れの中が、まるでウソだったかのように、今は女神たちの祝福を 二人が病院の窓を見上げると、外の景色を眺めているママさんがいます。 「あっ! ママさんだ!」 その声にママさんも気がつき、二人を見てニッコリ♪ 「スイカくん・・・お父さんに負けず劣らず、ずいぶん立派になりましたね。」 スイカくんとメロンちゃんは、二人とも照れながら挨拶をして、ママさんに抱きつきました。 「ただいまっ♪ ママさん♪♪」 メロンちゃん:「ママさん、あたし、スイカくんのこと、大好きになっちゃった♪」 スイカくん:「や、やめてよぉ。 恥ずかしいよぉ〜〜。」 メロンちゃん:「あぁ〜〜〜!そんなこと言ってると、あたしのぶんの絆の縦縞模様が・・・ほら、消えてきてるわよ?」 スイカくん:「えぇっ!!!? そ、そんなぁ!!」 メロンちゃん:「う・そ♪」 スイカくん:「メロンちゃん、ひどいや。」 二人のそのやりとりを見て、ママさんも微笑み、スイカくんとメロンちゃんも笑い出しました。 「あはははははは!」 スイカくん、メロンちゃん、そしてママさんの周りには、いつまでも暖かい光が包み込み、暗い夜を朝まで優しく照らしていたそうで ーーーEND−−− ひょえ〜〜〜、いきなりラストがわたしでしたぁ(笑) 初代スイカくんに続き、今回もわたしなどにラストを飾らせていただきまして、まど猫さん、そして皆さん、ホントにありがとうござい ママさん、「スイカくん物語」いかがでしたか?(^-^) |